2026年1月07日

犬の疾病ランキングから見える現実
犬の疾病ランキングが、毎年各保険会社より発表されますが、順位に大きな変化はほとんどありません。
1位 皮膚炎
2位 外耳炎
3位 嘔吐
4位 下痢
5位 腫瘍
言葉を話せないペットの健康維持で大事なことは、
早期発見と早期治療ですね。
気づきやすい症状と見逃されやすい症状
3位・4位の嘔吐、下痢に気が付かない飼い主さんはまずいないでしょう。
問題があるとすれば、
「様子を見てたんだけど全然良くならない」
「様子を見ていたらどんどん酷くなった」
ということが多々あることです。
せめて様子を見るのは1日までにして、2日目も症状があれば病院を受診してください。
1位・2位の皮膚炎や外耳炎は、痒がっているところを目撃すれば発見できますが、相当悪化していても気が付かれないことがややあります。
また、耳から悪臭を発している、耳ダレがある(液状の分泌物が出てきた)そんな段階になってようやく気が付くことも。
普通はしょっちゅう耳の中を覗いたりはしませんから、
仕方がないですよね。
普段どこを触っていますか?
日頃飼い主さんの中で、股の間とか、耳の後ろとか、顎の下とか、尻尾の裏側とか、触っている方ってどのくらいいるでしょうか?
いつも触るところって、頭とか、背中ですよね。
そうなんです、意外と決まった場所しか触りませんよね!(肉球の臭いが好きでよく嗅いでいるとか、そういうことは結構あるようですけど…)
シャンプーは健康チェックのチャンス
もしおうちでシャンプーをされている飼い主さんが居ましたら、折角ですからくまなく体中を触りながら、「いつもと違う異変がないか」を気にするようにしてください。
具体的なポイントは、
しこりや腫れ物、脱毛や薄毛、湿疹、フケ、紅斑(赤くなっている)、熱感(周囲と比べて温かくなっている)などの異常はないか?
また、耳を拭くときは、嫌がらず臭いもチェックしましょう。
疾病を見つけやすい職業
そこで、上記ほぼ全ての疾病を発見しやすい職業があるんです。
お分かりですよね~
そうです、トリマーです。
トリマーは犬を洗う時、全身をくまなく触りますよね。
いい加減な獣医による触診より、ずっといいかも
(あくまで自戒を込めてです。獣医は短時間でも系統立てて触診しますから、安心してください)
トリマーが犬の全身をくまなく触ることで、皮膚炎や脱毛、体表腫瘤(皮膚にできる腫瘍など)を発見してくれるかもしれません。
シャンプーの後は大抵耳掃除もするので、耳のトラブルも発見できます。
声を大にして伝えたい2つのこと
1)飼い主さんへ
定期的にトリミングサロンを利用することは、美容のためだけでなく、愛犬の健康維持の助けになります
2)トリマーさんへ
トリマーとしてカット技術を研鑽するだけでなく、ワンちゃんたちの健康維持に寄与しているという職業意識を更に高めてください
トリマーと獣医、それぞれの役割
どうしてトリマーにわざわざ言いたいかというと、トリマーによって意識の差があり過ぎるからです。
(あ、獣医も同じですかね)
「病気のことはわからないから」という思いと、
「動物病院の先生は苦手だから(そういうトリマーさんは大抵ハサミやバリカンで傷つけてしまった時にしか来院しないからかな?)」
という方がトリマーの中に結構います。
でも、トリマーさんたちって、獣医や動物看護師よりも純粋にペット(特にワンちゃん)が好きな方が多い印象があります。
ペットを支える仲間として
うちの職員のトリマーに留まらず、「知識を吸収するため」だったり、「とにかく少しでもペット達のお役に立ちたい」という思いで、多くのトリマーが私の周りには集まってきてくれています。
だから、トリマーがペットとそのご家族の味方になれるように、これからも応援していきます!
なぜなら、家族であるペットのサポーターが増えることを願っているからです。
そうは言っても、ペットにとって一番のサポーターは飼い主さんです。
~毎日を人とペットのWell-beingな生活に~
Wellbe Laboでした❣
