猫トレ|茅ヶ崎市 美住町|ペットのトータルヘルスケアなら「アンジェス動物病院」

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猫トレ

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2026年1月07日

猫トレ

「苦手にしない」ための予防と次のステップ

前回、猫にとってキャリーバックや動物病院を
「苦手にしない」トレーニング(予防)をする
必要性のお話をしました。

『予防』の次にすべきことと言えば、
『早期発見・早期治療』です

トレーニング開始の判断基準

その猫にとって、
どの程度キャリーバックや動物病院が苦手
または嫌い・怖いかを判断するのは難しいですが、
1つの基準として、
「その猫がその状況で、
食べ物を食べられるかどうか」
を見ることです。

食べられるのであれば、その段階から
トレーニングしていくのがいいでしょう

動物病院の診察台の上で、
フードや好物を食べられる余裕のある猫であれば、
成猫であっても
今から取り組むことが可能です。

「今大丈夫だから」と放っておくと、
“嫌い”が悪化して、“大嫌い”に
なってしまう可能性が十分にありますので、
慎重にトレーニング(予防)をしていく必要があります。

すでに「大嫌い」な場合の考え方

ところで、
既に“大嫌い”になっているような場合は、
残念ながら動物病院に行くトレーニングは
現実的ではありません

それは、
もう何もできない、何もしない、
ということではありません。

まずは、今の状態に対して
少しでもストレスを軽減するための方法をとる
ことから始めます

これは根本的な解決策ではありませんので、
“大嫌い”が治るわけではありません。
“大嫌い”を“嫌い”のレベルにしていく、
いわば『対症療法』です。

自宅でできるトレーニング

トレーニングとしては
いきなり通院を目指さず、
お家でできることをやりましょう

例えば
・家でキャリーバックに入る練習
・自動車などの通院手段に慣れてもらう
などです。

動物病院側に求められる配慮

また、かかりつけの動物病院側の協力や
配慮も必要になります。

それは、
・犬と猫で待合室が別になっている
・予約制または犬の居ない時間帯の受診が可能
・獣医師や動物病院スタッフが猫の生態を熟知していて、診療の仕方や音などにも配慮してくれる

トレーニングの基本的な考え方

それでは、
実際のトレーニング方法を考えていきましょう。

大切なことは、
「その猫に合ったスタート地点から始める」
ということです。

また、スタート地点から考えて
「小さなゴールをたくさん作る」ことです。

その個体に合ったスタート地点とは、
その猫が「まだ緊張していない状況」を言います。

既に怖いと感じているのであれば、
頑張らせ過ぎになります。

猫の状態をしっかり観察し、
無理のない範囲からスタートしましょう

猫の気持ちを読み取るポイント

言葉を話さない猫の気持ちを推し量るには、丁寧に行動を見ることです。

冒頭でお伝えしましたように、
その際、食べ方の様子も観察する必要があります。

まずは「食べているかどうか」が、第一のポイントです

次に大切なのが「ボディランゲージを見る」ことです。

〈目〉や〈ヒゲ〉などの表情と、
〈姿勢〉なども総合的に見るべきですが、
分かり易いのは〈耳〉と〈尻尾〉でしょう。

特にキャリーバックに入っているときでも、
“耳”であれば容易に確認できるはずです。

耳のボディランゲージを読み取り、その猫が
「今落ち着いた状況でおやつを食べている」のか、
「緊張しながらもギリギリの状態で食べているのか」
などを観察します。

スタート地点の見極め方

スタート地点の最も簡単な見極め方は
「大好物ではなくても食べられる」ということです。

大好きなものをかろうじて食べられるのではなく、
普段のごはんにしているフードが食べられる段階
から始めましょう

トレーニングの本質

トレーニングは【苦手を克服する】のではなく、
【成功体験をさせる】ことが大切です。

頑張らせるのはなく、「楽しい」・「嬉しい」と感じてもらいましょう

ストレス軽減のためにできること

最後に、ストレスを軽減するために必要なことをまとめます。

《飼い主がすること》
・キャリーバックは上が開くもの、出来れば上下に分かれるタイプのものを用意する
・猫自身または飼い主の匂いのついたバスタオルを多めに用意し、自宅から動物病院へ通院する際に
キャリーバックをバスタオルで覆う

《飼い主と動物病院スタッフの双方がすること》
・キャリーバックの持ち運びの際に、中の猫が揺れてしまわないようにそっと移動させる
・キャリーバックから猫を出す際には、持参したバスタオルで包んで出す

将来のための大切な考え方

配慮ももちろん大切ですが、
子猫を将来、動物病院嫌いにさせないように
してあげることが大事です。

なぜなら、
通院時のストレスは軽減することが可能であり、そのことで、
飼い主と猫の双方のストレスを軽減できるからです。

そして、そのためには
飼い主と動物病院スタッフ双方の協力が必要です。

早期発見と早期治療を実現するために

飼い主が愛猫の健康管理をしっかりと行い、
異常を【早期発見】しても、
いざという時に、動物病院に連れて行くことに飼い主自身がストレスを感じてしまい、
動物病院受診という行動に繋がらないために【早期治療】にはならない。

そんな悲劇的な状況も、本当は解消可能なのです

予防や健診について理解を深めることは大切です。

それと同じくらいに、
動物病院を嫌いになってしまわないように予防することが大切です

主治医と一緒に考えること

・その猫に合ったスタート地点はどこか?
・小さなゴールとは?
・その病院と飼い主ができる具体的なストレスを軽減するための方法には何があるか?

これらを主治医の獣医師と相談して頂くことが、猫ちゃんと飼い主の幸せへの近道です

~毎日を人とペットのWell-beingな生活に~、Wellbe Laboでした❣

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