中医学では、鍼・灸・漢方薬をそれぞれ組み合わせることで、より大きな効果を期待します。鍼治療は、ゴールデン・レトリバーに多い股関節形成不全による疼痛や、ミニチュア・ダックスフンドに多い椎間板ヘルニアによる起立不能などに、時として劇的な効果が発現することがあります。温灸治療は自宅でのケアに適していて、特にリウマチ様関節炎の疼痛管理には最適な治療と言えます。
鍼治療の時間は20分程度で、ほとんどの動物たちが嫌がることなくおとなしく施術を受けてくれます。
また、料金の前払いパッケージとしまして、4回分で10%OFF、8回分で15%OFFなどのプランをご提案しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
従来の西洋医学では改善が難しい病状や薬の副作用を減らしたい方、動物に優しい治療をお考えの方、体質改善、アンチエイジングなど、お気軽にご相談ください。
漢方製剤の処方にあたっては、東洋医学に基づいた診察(四診)を行い、その動物の病状を東洋医学的に診断(弁証論治)する必要があるため、定期的な診察が必要になります。
初めての方は以下の「体質診断チェックシート」をダウンロードし、予め記入して持参頂きますと診察がスムーズになります。
また、以下のサイトでは愛犬・愛猫の中医学的な体質チェックを行なうことができ、結果を印刷することができます。結果は、瘀血・陰虚・気虚・気滞・血虚・陽虚・痰湿・実熱の8タイプになります。
半導体レーザーを用いた"ペットに優しいレーザー治療"を行っております。半導体レーザーでは、無麻酔または局所麻酔によるイボ取りが可能です。
レーザーメスとして使用するばかりでなく、最近では、終末医療の癌性疼痛の緩和に有効であったという報告もあり、様々な QOL(生活の質)の改善にも効果が期待できます。当院では低侵襲性のダイオードレーザー・システムを採用しており、創傷治癒の促進(傷の治りを早める)や、消炎鎮痛効果(炎症を抑え痛みの緩和)に優れています。具体的には、変形性関節症や関節炎、骨折などの疼痛管理や、歯周炎・歯肉炎、外耳炎、舐性肉芽腫(舐め壊しによる皮膚炎)などに対する殺菌・消炎効果による治療を実施しています。
ほとんどの治療において鎮静は不要であり、剃毛も必要ありません。治療時間は10分程度です。多くの疾患は、週1~2回、合計4~8回の治療を要します。関節炎などの慢性疾患では、6~8週の追跡治療を要することがあります。また、料金の前払いパッケージとしまして、4回分で10%OFF、8回分で15%OFFなどのプランをご提案しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
メディカルアロマテラピーは、最近流行しているイギリス式アロマセラピーとは異なる、フランスやベルギーで医療と認められているアロマテラピーです。精油(エッセンシャルオイル)を直接皮膚塗布または経口投与することにより、主に感染症や自律神経系・免疫系・内分泌系の症状の改善を図ることが期待できます。当院では、香りを嗅ぐことで癒しを求めるアロマテラピーとは異なり、ジェルや軟膏、オイルなどの「塗布薬」や「内服薬」として処方します。具体的には、アトピー性皮膚炎、外耳炎、口内炎・歯周病、関節炎、腎障害、心不全、嘔吐、便秘などの症状緩和や、免疫促進、自律神経安定、瘢痕形成など様々な病態に対して治療の一環としてご提案しています。
アンジェス動物病院は、日本メディカルアロマテラピー協会認定医療機関です。
ホメオパシー(同種療法)は、"レメディ"と呼ばれる薬を使って心身の様々な病気や不調に対し、自己治癒力を刺激し高めることによって治療する方法です。
ホメオパシーは単に局所の病気を治すのではなく、病気の動物の体と感情と精神のあらゆるレベルに深く働きかけ、動物全体を癒す、患者中心のホリスティックな優しい治療です。「疾患だけを診る」のではなく、「動物の精神面・体全体・局所と3つのレベルで包括的に診る」ことで患者個々の治療を行い、一時しのぎではない本来の自然治癒力を引き出します。
ホモトキシコロジーとは、病気によって体内に滞った様々な毒素(ホモトキシン)を、複合製剤のレメディ(薬)によって体外に排出させることにより、症状を緩和したり治癒力を高めたりする治療方法です。
ホモトキシコロジーは、「この病気であればこの薬」というように臨床経験に基づいた処方を行いますので、この点ではホメオパシーと比べより現代医療に近い治療法であると言えます。基本的には副作用もなく、従来の一般的な薬剤との併用も可能です。
当院では、慢性腎不全、アレルギー、腫瘍、免疫系、骨・関節の疾患などの補助的な治療として使用しています。
通常ビタミンCは抗酸化作用・還元作用を持ちますが、血中のビタミンCが高濃度では、過酸化水素が大量に発生しガン細胞を死滅させます。
高濃度ビタミンC点滴は、静脈点滴によって体内にこの濃度を作ります。正常細胞には全く副作用がなく、一般の抗ガン剤のように耐性が起こらず、あらゆるガンに効果が期待されます。
マイヤーズ・カクテルは、ビタミンやミネラルを直接血管内に投与し、血中濃度を急速に上昇させることで薬理学的な効果を期待します。
点滴による栄養療法は、ビタミンやミネラルの経口投与が困難な動物にも、様々な病気や体調不良、健康維持に効果が期待されます。