補完代替医療にまつわる問題|茅ヶ崎市 美住町|ペットのトータルヘルスケアなら「アンジェス動物病院」

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補完代替医療にまつわる問題

補完代替医療にまつわる問題|茅ヶ崎市 美住町|ペットのトータルヘルスケアなら「アンジェス動物病院」

2026年1月07日

補完代替医療にまつわる問題

・真の健康とは、身体の健康のみにとどまらず心身ともに健やかであること
・身体の良い状態を維持したり、修復したりする

自然治癒力を十分に発揮できるように、ライフスタイル・生活習慣を重視する

全人的医療の重要性

医療が「木を見て森を見ず」であってはなりません。
個々の器官や病気そのものだけを診るのではなく、
獣医療であれば、
飼い主の価値観・経済状況・仕事・ライフスタイルを含め、
動物全体を生活習慣や性格を考慮した上で、
必要な医療を飼い主と一緒に考えながら
実践していくことが重要です

そんな医療が大切であり、かつ求められていることは、
医師や獣医師に限らず多くの方が認識していることと思います。
そんな背景から、既存の西洋医学以外の医療である
漢方や鍼灸、アロマテラピー、ホメオパシーなどの
補完代替医療(CAM)を求める声は大きく、
当院でも診療に取り入れています。

ですが、様々な問題があります

補完代替医療における主な問題点

① そもそも補完代替医療でなければ
「患者(または動物)中心の医療」ではないかのような誤った認識
がされている点は問題です。
もちろん、西洋医学であっても「患者中心の医療」は可能です。
現に人の医療では、全人的・総合的に診療を行う目的で
「総合診療科」が存在しています。
それに、動物病院の多くは全科診療ですから、
家庭医・かかりつけ医としての機能を発揮し、
患者中心の総合的な診療を実施しやすい状況にあるはずです。

療補完代替医にはエビデンス(科学的根拠)が十分にないものが多い。
科学的に信頼できない、様々な治療法が玉石混交していて
問題があると思われる医療器具やサプリメントも巷に多く流通しています。
(エビデンスについては改めて後述します。)

西洋医学を実践している医師や獣医師の多くが、
補完代替医療を良く思っていない。

これには理由があります。
まず、投薬中の治療薬との相互作用を有する健康食品やサプリメントは問題となります。
それから、西洋医学的治療以外の介入があると、治療の評価が難しくなります。

ですから、補完代替医療が介入するタイミングはとてもデリケートで重要なのです。

そして、基本的に医師や獣医師は、
個々の補完代替医療について教育を受けていないので、
患者から補完代替医療の相談があっても
適切に指導することができません。
以上のことから、西洋医学の医師や獣医師は
補完代替医療を敬遠または否定しがちです。

④ 反対に、一般的に補完代替医療の従事者は西洋医学を否定しがちです。
補完代替医療の中には、西洋医学を否定することによって
自らの療法の有用性を唱える団体があります。

よくあるのが、「抗がん剤」や「ステロイド剤」を頭から否定する向きがあります。
最近はより巧妙になって、薬剤耐性菌の問題から抗生剤の使用を良く思わなかったり、
副作用の面からワクチン接種を否定したりします。
(もちろん、無目的な抗生剤の使用やその選択は慎重であるべきですし、
不必要で頻回なワクチン接種は絶対に避けるべきです。)

適切な受診先が分からないという問題もあります。
実際に、例えば
整体と鍼灸、あんま、カイロプラクティック、接骨院、整形外科の
区別を明確に付けて受診できる人は多くないでしょう。

どこに相談したら良いか分からず、
各種メディアの不正確な情報に頼るしかないのが現状ではないでしょうか。
先程、動物病院は全科診療が多いと書きましたが、
実はそれぞれの動物病院には得意分野があったりして、
受診してみないと本当のところが分からなかったりします。

⑥ 補完代替医療だけを提供する機関に最初に受診してしまったがために、
本来ならば西洋医学ですぐに解決していたような疾患が、
軽快することなく長引いたり、命を落とすような最悪の転機を招く結果となる場合
さえあります。
補完代替医療が西洋医学的診療の
受診機会を奪うことは決してあってはなりません。

今後に向けて

問題解決や具体的にとるべき方法を探るために
更に考えを深めた記事も御覧ください

~毎日を人とペットのWell-beingな生活に~、Wellbe Laboでした❣

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