スケーリング後の犬の歯周病予防 ~最新ケアと知っておきたいポイント~|茅ヶ崎市のアンジェス動物病院|土日祝診療可で安心のペットケア

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スケーリング後の犬の歯周病予防 ~最新ケアと知っておきたいポイント~

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2026年2月13日

スケーリング後の犬の歯周病予防 ~最新ケアと知っておきたいポイント~

大切な家族の『声なきサイン』を見逃さないために。
神奈川県茅ケ崎市、アンジェス動物病院 院長 獣医師の朝岡紀行です。

犬の健康を守るうえで、歯周病は見逃せない課題です。
実は、2歳になるまでに猫の70%、犬の80%が何らかの歯周病を抱えていると言われています。
特に小型犬やトイ種は歯周病のリスクが高く、日々のケアが重要です。

歯科治療後の再発リスク

麻酔下でのスケーリングや歯科治療を受けると、
一時的に口腔環境は改善します。
しかし、数週間から数ヶ月で歯石や歯周病が再発するケースが多く、
飼い主にとって悩みの種となっています。
再発を防ぐためには、治療後の継続的なケアが不可欠です。

外用インターフェロンα製剤の新しいアプローチ

最近注目されているのが、外用インターフェロンα製剤です。
これは歯肉に直接塗布することで、歯周病細菌を減少させ、
歯肉炎の症状を軽減する効果が期待されています。
インターフェロンαは口腔内の免疫細胞に働きかけ、
抗菌物質の生成を促進することで、歯周病の予防につながります。

定期的なチェックとプロフェッショナルケア

歯周病予防には、毎日の歯磨きが最も効果的です。
犬用の歯ブラシや歯磨きペーストを使い、
できれば毎日、最低でも週に数回はケアしましょう。
歯磨きが難しい場合は、
デンタルガムや歯周病細菌の抑制効果のあるサプリメントを活用するのもおすすめです。

その他の予防策

・食事の見直し:ドライフードは歯石がつきにくい傾向がありますが、
ウェットフード中心の場合は歯磨きの頻度を増やしましょう。

・サプリメント:歯周病予防に役立つサプリメントも市販されています。
獣医師と相談しながら導入を検討してください。

 ・おもちゃでなどで遊ぶ:ストレスは免疫力低下につながるため、
適度な運動やコミュニケーションも大切です。
また、噛むことで唾液の分泌が促進され、口腔内の自浄作用が高まります。
これにより歯周病の原因となる細菌の増殖を抑え、歯周病予防効果が期待できます。


まとめ

犬の歯周病は早期から発症しやすく、再発しやすい疾患です。
スケーリング後のケアとして、
外用インターフェロンα製剤の活用や日常の歯磨き、定期的な歯科検診など、
複数のアプローチを組み合わせることで、愛犬の健康な口腔環境を維持できます。
最新の予防策を取り入れ、愛犬の笑顔を守りましょう。


執筆者:朝岡紀行(獣医師)
神奈川県茅ケ崎市のアンジェス動物病院院長。
統合医療を中心に、予防医療から高齢動物医療まで幅広く診療を行っています。飼い主様と丁寧に向き合う診療を大切にしています。

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