2026年4月14日

大切な家族の『声なきサイン』を見逃さないために。
神奈川県茅ケ崎市、アンジェス動物病院 院長 獣医師の朝岡紀行です。
― 成長につながる目標の考え方 ―
目標設定と聞くと、
「数字を追いかけるもの」
「評価のために決めるもの」
というイメージを持っている方も多いかもしれません。
「とりあえず達成できそうな目標を決めた」
「上司や先輩に言われたから設定した」
そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。
もちろん、結果としての目標は大切です。
ただ、結果だけを目標にしてしまうと、
うまくいった・いかなかったで気持ちが大きく揺れてしまい、
次に何を改善すればいいのかが見えにくくなることがあります。
そこで意識したいのが、「成長目標」という考え方です。
結果目標だけでなく、「成長目標」を持つ
成長目標とは、
「この仕事を通じて、自分は何ができるようになりたいのか」
「どんな力を身につけたいのか」
を言葉にしたものです。
たとえば、
「売上を達成する」という結果目標に加えて、
「お客様(飼い主様)の意見を引き出す質問ができるようになる」
「チームの議論を整理して前に進められるようになる」
といった成長目標を持つイメージです。
“結果”は環境やタイミングに左右されることもありますが、
“成長”は自分の行動次第で積み重ねていくことができます。
成長目標があると、日々の仕事の意味がはっきりし、
「この経験は次につながっている!」と実感しやすくなります。
伸ばしておきたい「ファシリテーション」という力
成長目標の中でも、特に意識したいのが
「ファシリテーション能力」です。
ファシリテーションというと、少し難しく聞こえるかもしれませんが、
簡単に言うと「周りの力を引き出して、物事を前に進める力」です。
自分がすべてを決めるのではなく、
・相手の意見を引き出す
・話を整理する
・みんなが同じ方向を向けるようにする
こうした関わり方ができる人は、
チームの中で自然と頼られる存在になります。
目標設定は「一人で頑張るもの」じゃない
成長につながる目標設定をするために大切なのは、
「一人で完璧に決めようとしないこと」です。
目標は、誰かに評価されるためだけのものではありません。
自分が成長するための“道しるべ”です。
そのためには、安心して意見を言える雰囲気や、
「正解を出さなきゃいけない」というプレッシャーのない場が必要です。
上司や先輩も、答えを押し付けるのではなく、
一緒に考える姿勢を持つことが重要になります。
「この目標で本当に成長できそうか?」
「この仕事を通じて、どんな力が身につきそうか?」
そんな会話ができると、目標はぐっと意味のあるものになります。
目標は、立てて終わりにしない
良い目標は、行動につながる目標です。
そのためには、
☑ なぜこの目標に取り組むのか
☑ 達成した状態はどんなイメージか
☑ どんな行動を積み重ねていくのか
を言葉にしておくことが大切です。
途中で迷ったときも、ここに立ち戻れば方向修正ができます!!
目標設定を「成長の味方」に
目標設定は、管理のためのものではなく、
自分の成長を後押しするためのものです。
結果だけでなく成長に目を向けることで、
仕事の見え方は大きく変わります。
日々の経験を、ただの「作業」で終わらせないために。
目標設定を、自分自身の成長につなげていきましょう。
