原子状炭素
Atomic carbon

原子状炭素の説明

原子状炭素(以下、AC)は、2006年に『原子状炭素材料およびその製造方法』として、日本で特許を取得しました(特許第5095997号)。
日本以外にも、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ諸国で特許を取得しています。
これまでの炭素との違いは、①伝導性がない、②結晶構造がない、③水様性である、④粒子の大きさが10nm以下である、というものです。

上記の4つの特性はこれまでの炭素には無いことから、有機質炭素である可能性があり、最終的に、カナダ・トロント大学化学工業/応用化学部のチャールズジア教授により、ACは有機質であるとの結論を得ました。

これまでに、有機物に熱を加えずに炭素を確認した例はありません。有機物中の炭素は、姿形をタンパク質に変えています。
有機物中に15~25%の炭素があることは証明されており、特に竹などは25%近い炭素が含有されています。しかし、竹を割っても白い竹肉があるだけです。炭素が結晶構造を持っているのであれば、竹の中は黒くなっているはずです。
これらの炭素を確認するために熱を加え、結晶化させ、発生した水と残存した炭で検証しました。熱の加わらない有機物中の炭素や、発酵ガスであるメタンガスの中の炭素も、有機炭素なのです。

ACは2007年、日本食品分析センターの検査において、モルモットによる皮膚感作試験、ウサギを用いた注射による刺激試験、マウスによる急性経口毒性試験等を行い、全て陰性の結果でした。
また、2015年にAC水の培養試験(DNAとバイオセーフティレベルの検査)を認定特定非営利活動法人総合画像研究支援(NPO IIRS)の協力で行いました。ACがタンパク質に変化できるかどうかの試験です。
培養試験の結果、2種類の酵素類が出現しました。10,000倍の濃度のAC水に中に、黒い炭素粒子が確認できますが、培養により黒い色が消滅し、白色のタンパク質(酵素)に変化しました。
この酵素を更にDNA検査し、バイオセーフティレベル1・2であることを確認しました。

そして、実証実験を行った結果、このAC水に抗癌効果が確認されたことについて、今年(2019年)の5月に東京大学医学部から国際的な医療系ジャーナルに論文(「原子状炭素の抗腫瘍効果についての研究」)が発表されました。
以下に、『原子状炭素の抗腫瘍効果についての研究』の概要を掲載します。

「異なる資源に由来する炭素は、様々な医療用途で広く研究されており、それらは、前立腺癌細胞の増殖を抑制することが可能であると報告されている。
本研究では、小豆由来の原子状炭素を用い、肝癌細胞、膵臓癌細胞、肝内胆管癌細胞、および結腸直腸癌細胞を含む16種類の細胞株に対する効果を検証した結果、細胞生存率実験において、原子状炭素は癌細胞に対するより高い抑制効果ならびに時間依存性、用量依存性を示した。
また、細胞遊走実験にて、原子状炭素で処理された癌細胞は、対照群よりも癌細胞の回復レベルが低いことから、原子状炭素は遊走阻害効果にも有効であることを示した。
更に、細胞生存実験にて、原子状炭素とドキソルビシンの組み合わせは、各単剤療法よりも高い抑制レベルを示した。
上記の結果から、原子状炭素は癌細胞における代替的かつ補完的な医療になり得る可能性を示唆するものである。」

ナノ炭素を使用した癌の実験は、アメリカ、ヨーロッパが先行しています。
海外で先行しているナノ炭素は、約2000℃~3000℃のプラズマを使用し、ダイヤモンド並みに硬い結晶炭素です。ナノサイズなので、細胞に入り込み、癌細胞を一部破壊しますが、正常細胞にも侵入し破壊します。
これに対し、ACはタンパク質に変化する安全な有機炭素です。
東大との共同研究は、ナノ炭素とは別物であるACの癌に対する研究であり、これは、アメリカ、ヨーロッパで先行しているナノ炭素の使用をACに変えることが出来る革新的なものです。

※特許権者である株式会社EEN佐藤邦道氏の許可を得て引用・掲載しています。

 

  2019年10月21日
アンジェス動物病院院長
  獣医師 朝岡 紀行

 

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